着物の種類と買取価格

着物の種類も、分け方によっては、かなりの数に上るでしょう。しかし、目的別で見れば、現代では次の9種類に区別することができます。すなわち、黒留袖、色留袖、振袖、訪問着、色無地、喪服、小紋、紬、浴衣です。この中で、高く売れると言えるのが、礼装になるもののようです。

たとえば、黒留袖は、既婚女性の第一礼装の着物であり、お祝いなどで着ることができます。また、色留袖は、既婚や未婚を問わず、黒留袖と同様に着ることができます。さらに、訪問着も、既婚や未婚とは関係なく、身につけることができ、より広い範囲で利用できます。こういう社交場で使える種類が、需要を見込めるようで、買取業者も高い査定額を付けるようです。

しかし、着物で大事なことは、生地にあるでしょう。種類としては、正絹、麻、木綿、ウールなどになります。このうち、正絹以外では高値で買い取ってくれないようです。極端なことを言えば、いくら第一礼装の着物であっても、ウール素材なら、それほどの価値はないということです。

また、着物にも流行り廃りがあり、色柄が典型的なようです。とりわけ、現在では、着物が見直され、比較的若い人たちの間で人気を呼んでいるようです。そうなれば、余計流行り廃りを念頭にしなければ、高く買い取ってもらえないかもしれません。さらに、訪問着などにおいては、作家によっても価格が変わって来るようです。特に、人間国宝級の作家であれば、かなりの価格が付きます。ただし、誰が作家であるのかの証明が必要であり、証紙などがなければ、高く売れる可能性が低くなるかもしれません。

いずれにせよ、今では、着物と言えば社交場で身につけられる礼装の一つでしょう。祭りで多く見かける浴衣も、古典的な世界とは異なり、普段着とは違います。高く売れる着物の種類は、かいつまんで言えば、パーティー等の社交場で着ることができ、正絹素材で人気柄と言えるのかもしれません。

しかし、保存状態やサイズなども大きく関わってきます。しかも、業者によっても買取価格が異なります。本当に売りたいのであれば、複数の業者で査定価格を比較すべきでしょう。この点では、着物買取もまた、車などと同様であると言えます。